電気メモ

電気設備に関する個人的メモ帳

CTとVTについて

■CT 計器用変流器
CTの場合、一次電流が流れている状態で、二次側をオープンにしてはいけない。
二次側をオープンにすると、流れている一次電流に対して、二次電流を流そうとして、二次側に高電圧が発生する。(オープン=高インピーダンスだから)
高電圧が発生すると、二次巻線が絶縁破壊を起こし、短絡回路ができて、焼損事故につながる恐れがある。

■VT 計器用変圧器
計器用変圧器(VT)の二次側を短絡、または低インピーダンスで短絡してはいけない。
VTの二次側を短絡、または低インピーダンスで短絡すると、VT二次巻線に過大電流が流れる。
そのため、VT二次巻線が焼損し、VT一次巻線の絶縁破壊を招き、VTを介して高圧地絡や相間短絡にいたる可能性がある。

■VTとは?
高圧電圧を、制御回路に使用しやすい電圧(主にAC110V)に降圧させ、電圧計等の計器や保護継電器を動作させるために使用するもの。
二次側に電流をあまり流す必要がないので小容量である。一般的に50VA~200VA程度。
VTは、かつてはPT(Potential Transformer)とも呼ばれていた。
電力用変圧器(トランス)との差は、 1.測定誤差を小さくするために巻線の電気抵抗や磁束の漏れを小さくしていること、 2.二次側に電流をあまり流す必要がないので小容量であること、である。

■CTをオープンしてしばらく放置した場合の影響とは?
CT二次側が絶縁破壊を起こして焼損することにより過電流継電器や電流メーターの機能不全に陥る可能性はあるが、高圧系統への影響や過電流継電器の誤動作には影響はないので緊急性ではない?