電気メモ

電気設備に関する個人的メモ帳

高圧進相コンデンサの種類

■NHコンデンサ
Non Self Healing
箔電極コンデンサ
電極が金属箔(アルミ箔)
局部的破壊が生じると、破壊部分は短絡状態となり、絶縁回復しない。
コンデンサ内部で絶縁破壊が発生すると、大きな短絡電流が流れ、コンデンサ容器の破壊や噴油に至ることがある。

■SHコンデンサ
Self Healingコンデンサ
蒸着電極コンデンサ
プラスチックフィルムの表面に、金属を真空蒸着して、電極として使用したもの。
誘電体の一部が絶縁破壊すると、破壊された部分の電極膜が瞬時に蒸発消滅して、絶縁が自己回復する。
フィルムと蒸着金属、両方が取り除かれる。
自己回復作用により徐々に内部圧力が上昇し、破壊時に大きな短絡電流が流れないため、コンデンサ容器の破壊や噴油の危険はない。

高圧進相コンデンサの放電について

放電抵抗
JISで定められていて、進相用コンデンサに内臓されている。
コンデンサの印加電圧(高圧受電なら6600V)を遮断後、5分後に50V以下になる。

放電コイル
約5秒で50V以下に放電する。
複数のコンデンサを入り切りして自動力率調整する場合に必要になる。
放電コイルは放電性能が極めてよいため、大変高価

放電の原理
コイルとコンデンサで電流(電荷)が行き来をし、回路内の抵抗分でエネルギーを消費。

開閉装置

■進相コンデンサの定格設備容量

50kvar以下の場合
CB:○
LBS:○
PC(高圧カットアウト):○
VMC(高圧真空電磁接触器):○

50kvar超過
CB:○
LBS:○
PC(高圧カットアウト):✕
VMC(高圧真空電磁接触器):○