一般家庭のコンセントの焼損事故
定格容量の大きい電気製品
・オイルヒーター 1300w
・ファンヒーター 1200w
・ドライヤー 1200w
・電気ストーブ 900W/450W 切替
焼損事故の例
焦げ臭い匂いがする⇒壁付きコンセントの差込口が真っ黒焦げで焼損
事故写真に共通するのは黒側(LINE側)が真っ黒に焦げている。
オイルヒーターによるコンセント焼損事故1
オイルヒーターによるコンセント焼損事故2
黒線側が焦げていたことに何か原因があるのだろうか?
同様の防ぐ方法(予想)
コンセントの接続部(コネクター)部は抵抗ができやすく発熱しやすい。
VVFの芯線が細かった。1.6ではなく2.0を使うべきだった。
コンセント裏の芯線の差し込みが甘く接触抵抗が発生し焼損した。
一般回路のコンセントではなく専用回路のコンセントにする。
危険性
オイルヒーターは移動式で持ち運び自由なのでユーザーは適当なコンセントに挿して使うはず。
オイルヒーターに限らずワット数が1000wを超えるものは同様の焼損事故が発生する可能性。
Nationalのロゴが入ったコンセントは危ないという噂(製造年が古い製品だから?)
古いコンセント+消費電力の大きいヒーター類の組み合わせが一番危険で火災の可能性。
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