電験三種のメリットとは?就職に有利?
電験三種持ちで未経験でも採用の可能性がある就職先・高圧太陽光売電会社
・病院のビルメン
・大型ショッピングセンターのビルメン
・下水道設備のビルメン
・工場設備保全
・電気保安法人
経済産業省より保安業務従事者の登録を受けていなくても実務経験があれば採用される可能性がある就職先
・再生可能エネルギー事業(主に太陽光)の電気主任技術者
・電気保安法人
就職先の傾向
・地方(田舎)は電験三種を活かせる就職先が少ない。あっても給与が安い。
・都心周辺はビルメン、太陽光、保安法人など、未経験でも採用してもらえる会社の数が多い。
■保安協会や保安法人の社員
・実務経験がちゃんと1件1カウントされる
(電験三種をもっていない場合の実務経験は1/2換算)
・資格手当あり
■ビルメン社員
・電気主任技術者として選任される可能性あり
・選任された場合、実務経験フル(月21件)で積める
(選任された場合、実務経験のためにあれこれ物件の契約書を集める必要がない)
・資格手当あり
■転職
保安協会、保安法人、ビルメンに好条件で転職出来る可能性あり
保安法人の求人を探す方法
まず「保安法人一覧 + 地域名」で検索する。検索例
・保安法人一覧 関東
・保安法人一覧 東北
・保安法人一覧 関西
すると検索上位に「保安監督部」のPDFやWEBサイトがヒットする。
そこには保安法人名と住所の一覧が出てくるので、会社ホームページがあるか調べる。
「電験三種に合格しても意味がない」と言う人がいる理由とは?
■電気工事会社から見た場合弊社の電気工事業務には全く必要ないから役に立たない。
電験三種とるくらいなら第一種電気工事士、二級施工管理など取って欲しい。
■ビルメン会社から見た場合
弊社のビルメン業務には全く必要ない。
ただ資格手当の支給が増えるだけ。
むしろ電験三種をとって他社に転職する可能性が高まる。
また「実務経験がほしいから印鑑を押してくれ」とか余計な手続きが増えるだけ。
■電験三種は意味がない、無駄だと言っている人を予想
・頑張ったけど電験三種に合格出来なかった
・勉強してみたけど参考書を読んで自分には無理だと思って早々に諦めた
・田舎に住んでいて引っ越しが出来ず電験三種を使う就職先がほとんどない
・電験三種をとったが今の会社の待遇が全く変化なく、むしろ社内で嫌味を言われた
・電験三種合格のために大量の時間とお金を使った
・電験三種の勉強が面白くなく、ただ苦痛だった
・実務経験を積んで外部委託の資格を得たが個人で独立してもまったく仕事の依頼がなかった
・仕事の依頼がないので保安法人に就職したが給与が激安でまったく稼げなかった
第三種電気主任技術者(電験三種)
第三種電圧が5万ボルト未満の事業用電気工作物
(出力5千キロワット以上の発電所を除く)
電気主任技術者は、実務経験だけで以下の資格を取得することができる。
・第一種電気工事士
・認定電気工事従事者
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