でんきメモ

先輩に言われるがままVVFケーブルを切ったら活線状態で火花が飛んだ

AさんはBさんに、エアコンに接続されているVVFケーブルを切断するように指示。
Bは、ケーブルの検電をせず、そのままペンチにてケーブルを切断した。
その瞬間、ケーブルとペンチの間から火花が飛び、ペンチの刃は丸型の凹みができた。
幸い作業者Bに怪我はなかったが、ペンチの刃には穴が空き、使い物にならなくなった。

危険性
・活線ケーブルに触れて感電することにより体に障害を負う。
・脚立を使った高所作業のため、飛び散った火花に驚いて脚立から転落する。
・高所で感電した場合、そのショックで脚立から転落する。

対策
・ケーブルを切断する時は、必ず検電器を使用して無電圧を確認すること。
・検電する際、2芯の白側、黒側、両方を検電すること。白側は対地電圧が0Vなので鳴らない。
・検電にて無電圧を確認したとしても、芯線を1本づつ切断し、1本ずつテーピングすれば更に安全。

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