感電事故が起こりやすいタイミング
低圧ブスバーに触れて感電死亡・キュービクルの前面で通線作業中、ブスバーに肘が触れて感電。
・変圧器やコンデンサの銘板確認のため充電中のキュービクル内に入り感電。
銘板確認中
充電中、高圧コンデンサや変圧器の銘板を確認(撮影)
スマホを持って充電部に近づき撮影しようとしたら頭や体が充電部に触れて感電。
絶縁監視装置の取り付け・取り外し
充電中、絶縁監視装置とZCTの取り付け・取り外しを行おうとした。
作業に集中しすぎて手元しか見ておらず頭や身体の一部が充電部に触れて感電。
一部活線状態での交換工事or年次点検
一部活線状態において、高圧機器の交換工事や年次点検の作業があった。
すべての作業員に対して、どこからどこまでが充電状態か、周知が出来ていなかった。
充電部分に対しての立入禁止の区画表示が出来ていなかった。
復電作業での連絡や認識のミス
復電作業において、作業員同士の連携がとれていなかった。
UGSの前で連絡があるまで待機するはずの作業員が電気室からの連絡なしでUGSを投入してしまった。
PAS投入で主変VCBが自動投入され、2変や3変にまで連絡なしで送電してしまった。
もし2変や3変が作業中だったら感電しているところだった。
たちくらみ・つまずき
開放型電気室内で座った状態で作業をしていた。
バランスを崩して尻もちをつき、後ろに転がり、頭が高圧充電部にぶつかるところだった。
立った時に立ち眩みがして、ぱっと手をついたところが高圧充電部だった。
ひざの調子が悪く、立ち上がろうとした際にひざに痛みが走り前に体制が崩れて手をついたところが・・.
安全意識の低い怒鳴る系の先輩との作業
低圧の電気工事の見習いが一番死亡事故の確率が高いと思う。・そんなもん安全帯つけずに登れ
・このくらい活線でやれ
・天端に乗りゃ届くだろ
・俺が信用できねーのか
安全意識もへったくれもない輩のような先輩が、強い口調で命令を飛ばし、怒られまいと慌てた不慣れな新人が次の瞬間・・。