でんきメモ

認定キュービクルとは?


火災の際に人命を守るため、避難、救助、あるいは初期消火に要する消防用電源を確保するための受電設備のうち、高圧で受電するもの。
かつ一般社団法人 日本電気協会が定める認定基準に適合しているか、書類審査と現場審査で確認されたもの。

合格したキュービクルには認定書が交付される。
キュービクルには「認定品」の銘板が正面扉表面に取付けられる。

負荷に消防用設備がない場合は認定キュービクルとして出荷できないらしい。
あくまでも消防用設備への電源供給が主目的のキュービクルらしい。
値段は高額らしい。

認定品のメリット
消防法施行規則に適合しているものとして扱われる。
消防検査の簡略化を図ることができる。

認定品の種類
・形式について行うもの(形式認定品)
・個々のキュービクルについて行うもの(個別認定品)

推奨キュービクルとは?


認定キュービクルの、非常回路部分を除いたキュービクル。
品質が良く推奨できる基準を日本電気協会が制定し、基準通り作られたもの。
基本回路構成・外箱構造等の仕様は認定キュービクルと同じ。

昔はキュービクルのJIS規格の制約が少なく推奨品のメリットがあった。
しかし現在ではJIS規格と推奨基準がほぼ同じになり、メリットが少ないらしい。

一般社団法人とは?

社団法人とは、一定の目的で構成員が結合した団体。
法律により法人格が認められ権利義務の主体となるもの(法人)

社団法人でいう社員とは?
・社員総会や株主総会における議決権
・剰余金の配当を受ける権利
・残余財産の分配を受ける権利
上記のうち一つ以上の権利を有する構成員のこと(株式会社の場合は株主のこと)

一般社団法人とは?
・事業目的に公益性がなくても構わない。
・株式会社と同様、全ての事業が課税対象。
・事業原資はなくても2人以上の社員によって設立ができる。
・一定の手続き及び登記をすれば、主務官庁の許可を得るのではなく準則主義によって誰でも設立可能。
・株式会社と比べて設立費用の負担が少ない。

引用・参考

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