戸建て住宅

布基礎とは?

布基礎
布基礎の読み方は「ぬのきそ」
Tの字を逆にしたような形の鉄筋コンクリートで支える。
布基礎の底辺部をフーチングと呼ぶ。
寒冷地では、凍結深度より深くする。
床下一面に防湿シートや押さえコンクリートを敷設して地面からの湿気を防ぐ。

布基礎のメリット

柱や壁部分のみに基礎を配置する。
ベタ基礎と比べて鉄筋やコンクリートの使用量が少ない。
材料費・輸送費・人件費などを抑えることができる。

ベタ基礎よりも根入れを深くするよう定められている。
揺れに対する抵抗力が強い。
部分的な強度はベタ基礎よりも高い。

布基礎が適している場所
・鉄骨部分に荷重が集中しやすい鉄骨住宅
・地面が凍結しやすい寒冷地
・もともと強い地盤の土地
・すでに地盤改良を行った土地

布基礎のデメリット

布基礎は面ではなく点と線で支える。
ベタ基礎と比べて耐震性がやや劣る。
弱い地盤の場合、基礎の一部が沈み建物の傾きを引き起こす可能性。
地面の湿気が建物へ伝わり木材の腐食やシロアリ被害の可能性。
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