でんきメモ

現場作業の教え方

タイプ別
①すべて事前に丁寧に教える
②まずは自分で調べて考えろ、わからなかったら聞け
③見て覚えろ、質問されるまで教えない、教えても最低限

①すべて事前に丁寧に教える

メリット
自分で調べる手間が省けて時間が短縮できる。
現場で必要な技術や知識がすぐに手に入る。
現場で活躍できるまでの時間が短縮できる。
注意や危険なども事前に教えてもらえるので事故や怪我など防げる
組織で給与をもらって働いているなら後輩に指導するのは業務の一環で当然。

デメリット
人によっては受け身になり自分で調べるクセがつかない。
自分で調べる、わからないことを質問する、という力が育ちにくい。

②まずは自分で調べて考えろ、わからなかったら聞け

メリット
努力する人は自分で事前に調べて考える癖がつく。
調べる過程でその時は不要だと思われた周辺知識が身につき、それが後から有効に働く。

デメリット
努力しない人は一向に自分で調べて考える癖がつかず先輩に小言を言われる。
自分で調べた結果、間違った方法を正しいと判断し、先輩に質問せず、事故や怪我をする可能性。
コミュニケーション不足、相談できず、単独の不安全行動で事故発生は過去事故事例に多数。

③見て覚えろ、質問されるまで教えない、教えても最低限

このタイプは、そもそも人に丁寧に教えるつもりがない。
美学、めんどくさい、苦労して覚えたことを他人に簡単に教えたくない、など。
立場が下のものには厳しく、立場が上のものに対してはペコペコするタイプが多い。
同時に後輩は先輩に対してなかなか質問しにくい雰囲気となる。
新入社員がすぐ辞めてしまう原因にもなる。

厳しい環境で何人もの新人が辞めてしまうが、残った人間はメンタルおばけが多い。
精神的にタフで、耐える力があり、長く勤務するタイプもいる。

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