でんきメモ

メガー測定で故障しやすい機器

電話、ファックス、パソコン、ネット通信機器、衛星放送のコンバーター
コインロッカー、自動ドア、空調機、エレベーター、動力制御盤

絶縁抵抗測定で機器が故障する理由

電子部品を使用している機器については、絶縁抵抗測定をしてはいけない。
・電子機器でサージ対策が施されていない製品
・寿命が近い製品。
・定格のディレーティング率が低く裕度が少ない。
上記の場合、メガーで電圧を印加した際、故障する可能性が高いらしい。

メガー測定は電子機器を切り離して行うのが理想。
しかし点検時にOA機器などコンセントが全て切り雛きれているかチェックは難しい。

また電子機器の構成パーツに対して絶縁抵抗測定する必要はない。

メガーで機器を壊さないための対策方法とは?

故障防止のため印加電圧50V以下メガーを採用する方法は、技術基準に適合していない。
故障防止の工夫
①メガーのライン側のリード線をコイル状に巻く。
これで電圧上昇率を抑制し、急な電圧印加によるコンデンサへの突入電流を抑制。
①の予想イメージ(本当に効果あるのか?)


ライン側ではなくアース側にこのような線を取り付けるのもアリ?



②MCCB2次側をジャンパー線等で3相短絡させ、各相に同電位で直流電圧を印加させる。

メガーが原因ではなく、ブレーカー開放or投入時に故障?

停電点検の場合、MCCB開放、メガー印加、MCCB投入、どのタイミングで故障したのか、知る由もない。
低圧ブレーカー開放でサージ電圧発生、機器が故障

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