電気工事士メモ

鋼管の種類とサイズ表記

厚鋼電線管(G管)
薄鋼電線管(C管)
ねじなし電線管(E管)

厚鋼は内径で表記
G16=厚鋼で内径が16.4mm

薄鋼とねじなし電線管は外径で表記
C19=薄鋼で外径が19.1mm
E25=ねじなしで外径が25.4mm

標準長さ:3.66m
薄鋼電線管、厚鋼電線管、ねじなし電線管、ともに同じ。

厚鋼電線管と薄鋼電線管の違い

厚鋼電線管(G管)
電線管の肉厚は2.3mm~3.5mmまである。
管の内外面に溶融亜鉛メッキが施されている。
低圧電線だけでなく高圧や特別高圧の電線路にも適用可能。

薄鋼電線管(C管)
電線管の肉厚は1.6mm~2.0mmまである。
厚鋼に比べて肉厚が薄く、耐候性が劣る。
基本的に屋内で使用する。
電線管の呼び径は19、25など奇数値で規定されている。

ポリエチライニング鋼管

ケーブル保護用合成樹脂被覆鋼管。
湿気、水気に強く錆びにくい。
腐食性に強い。
化学薬品に強い。
一般的にポリエチレンは紫外線に弱い。


アース線の取り付けの悪い例
アース端子がドリルビスで鋼管に打たれていた。
ドリルビスが管の中に飛び出しCVケーブルの被覆を傷つける可能性。
空けた穴が錆びて広がり中に雨などが侵入し絶縁不良⇒地絡につながる恐れ。

鋼管の被覆を剥いてラジアスクランプなどでボンド線を固定する。
そして専用の補修塗料や防食テープ等で被覆をはがした部分の防食処理を行う。


ラジアスクランプ - 外山電気株式会社

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