電気工事士メモ

サイディングボード(一般住宅の外壁)

正面図

アイソメ図

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窯業系サイディング材(ようぎょうけい)
日本産業規格(JIS A 5422 2019)に規定されている。
セメント質原料、繊維質原料、混和材からなる混合原料を成型、養生硬化する。
防火性能に優れ、強くてしなやかな板状の外壁材。

サイズ
厚さ:14mm~26mmまで、さまざま。
長さ:3,030mm / 1,820mm が主流
幅 :450mm / 910mm / 1,000mm が主流

窯業系サイディングは柔らかく脆いので、タッピングビスをそのまま打ち込んではいけない。
サイディングの裏にある間柱の位置を探し、そこへタッピングビスを打ち込む必要がある。

縦胴縁
通気の点で有利に働く。
空気は温まると上昇し、下から上へと移動して排気される。
雨水が入り込んだ場合は上から下へと流れて排出される。
縦胴縁であれば空気や水が移動しやすく、流れが遮断されない。

防水紙
外部から水分を侵入させず、内部の湿気を放出する。
遮熱タイプは防水性に加えて室内の温度上昇を防ぐ。
下地に雨水が達しないように。

タッピングビスが長すぎると、壁の中に這わせてある配線を傷付けてしまう場合も。
通信線であれば通信障害、電源であれば漏電や回路短絡の原因にもなる。
非常に軽量で、施工が容易。軽量で建物への負担が少ない。

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