電気工事士メモ

圧着端子の背中合わせ

通称:背中合わせ、共ばさみ、共締め


2本の圧着端子の場合、背中合わせにしなければならない理由。
端子の接触面に隙間が出来てしまい、しっかりと接着されない。
機器の動作不良や接触抵抗の増加による焼損などを引き起こす可能性。

単線の場合、2本をねじの両端に締める。片方だけに偏らせない。


取扱説明書によくある注意文
「1つの端子に3本以上の電線を締め付けない。不完全接触による発熱、火災の原因となる。」
3本の電線を取り付けたい場合、3本を1つの圧着端子でまとめて1端子にする。
その際は負荷容量に注意。定格を超えた場合は配線の焼損や機器の故障に繋がる。

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