富士電機 F-MPC50
裏面の端子配列
左と右に縦長に2列
左側(A列)
1~30
右側(B列)
1~20
右側(B列)の19と20がトリップ端子(内部a接点)
整定値・履歴値の確認と変更
■整定値の確認方法[モード MODE]ボタンを押す
[整定 SET]LEDが点灯
🔼🔽ボタンで「整定値の項目No」と「履歴値コード」が順次表示。
■整定値の変更
🔼🔽ボタンで変更したい項目まで進む。
その場所で[整定 SET]ボタンを押す。
点滅状態になるので🔼🔽ボタンで値を変更する。
[確定 ENT]ボタンを押す。
点滅が終了し、連続点灯状態となり、確定する。
説明書に表があり、それを元に整定値を確認・設定していく。
他のOCRのようにつまみでレバーやダイヤルを簡単に変えることは出来ない。
OCR試験の際に瞬時要素の整定値を変更する必要があるので注意。
例
・OCR瞬時要素 30Aの場合
・コード10の値が6(5A✕6倍)であることを確認
・瞬時試験の前にコード10を6⇒4(5A✕4=20A)に変更
・試験後に4⇒6に変更し確定
ZPDの形式
F-MPC50とZPDの組み合わせ富士電機製品の「ZPD-1」と「ZPD-2」がある。
ZPD-1は2007年に生産中止、後継機種はZPD-2。
■ZPD-1の試験端子Tから試験する場合
・V0整定値 / 動作値
・2.5% / 285V±25%
・5% / 570V±25%
・7.5% / 855V±25%
・10% / 1143V±25%