ネジがナメてしまう理由

- ドライバーを押し込む力が弱い状態で、ドライバーを回転させてしまった。
- ネジ頭に対してドライバーを垂直にせず、斜めの状態で回転させた。
- ネジ穴に合わないドライバーのサイズを使用した。
- 下穴の径が小さすぎたり、角度が斜めで噛み合っていない状態でネジが進まなくなることがある。
- その状態でインパクトドライバーや電動ドライバーを使うと、ネジ頭だけに力を加わり、ねじ切れたりナメたりすることがある。
ネジを潰さない(ナメない)ようにする方法
- ネジのサイズにあったドライバーを使う。
- ネジ頭に対して垂直にドライバーを使う。
- インパクトドライバーが打ち込んだ時(トルクが働いたとき)は、無理に回さない。
- ネジが噛み合ってなくて途中で入らなくなった時は、一度緩めて、やり直す。
- 緩める、締めるときの最初と最後は、手回しで手動ドライバーを使用する。

ナメてしまったネジの外し方
①ドライバーをネジ頭につけて、ドライバーの柄の部分をハンマーで叩き、ネジ頭にドライバーを食い込ませ、溝を作る。②太めの平ゴムを使って、ネジ頭とドライバーの間にゴムを噛ませ、摩擦力でネジを外す。
ゴムが無ければ、絶縁ビニルテープでもいけるかもしれない。

ちなみに回して閉めるタイプのフタが固くて開かなくなってしまった時、フタの端に絶縁ビニルテープをぐるぐる巻きつけてフタの径を大きくすると簡単にフタを開けることが出来る。

③ペンチでネジ頭を回すことで外す。ネジザウルスという道具もある。
