冷却水(クーラント)とは?
エンジンを始動した際に発する温度を円滑にコントロールするための効果がある。冷却水が無ければ、エンジンはオーバーヒートを起こし、使用不可能になる。
寒冷地でも凍ることのないようにするために、不凍液が含まれている。
冷却水(クーラント)の交換は2年に1回行うことが必要。
クーラント液には防錆剤が含まれている。
※防錆剤の読み方は(ぼうせいざい)
成分の割合
エチレングリコール + リン酸塩素系物質 + 5%以下の水 = JIS規格
エチレングリコール:90%~95%
水:5%以下
防錆剤:4~6%
金属腐食を抑えるためには、最低1%以上の防錆剤が必要
「冷却水タンク」と「リザーバータンク」は別物
リザーバータンク(リザーブタンク)ラジエーター内の冷却水の温度が高くなって体積が増えた場合、収まりきらない量をリザーバータンクへ移動させ、ラジエーター内の冷却水を適量にするためのタンク。
なので水面は上下する。
非常用発電機の冷却水
間違ってラジエーターのリザーブタンクに「FULL」マークを越える量の冷却水を入れてしまった場合
発電機が稼働してエンジンが熱くなりエンジンやラジエーターから押し出された冷却水はリザーブタンクに一時的に溜まる。
その際、冷却水はオーバーフローチューブから溢れ出てしまう。