低圧出力の非常用発電機を高圧に昇圧
疑問
なぜ高圧非常用発電機を使用せず、わざわざ低圧を昇圧させる必要があるのか？
予想
高圧非常用発電機は大きく設置場所に制限がある。
地下電気室や屋内など空間が狭い場合、低圧非常用発電機と昇圧盤の組み合わせが採用される。
逆に屋外など設置スペースに制限がない場合、高圧発電機が採用される。
昇圧盤
低圧を高圧に昇圧するためのキュービクル。キュービクル内に昇圧するための変圧器を組み込んでいる。
非常用発電設備（低圧出力の発電機と組み合わせ）として使用される。
保護継電器、遮断器、制御電源、シーケンス制御回路を内蔵されている。
高圧回路への出力に対して、過電流保護や地絡保護など、保護回路が構成されている。
外部への警報出力といった回路を構築することも可能。