電気工事士メモ

アンカーボルト コンクリート


用途
変圧器とコンクリート床を固定。
接地配線とコンクリート床を固定するための端子台を固定。
電気室内のフレームパイプの足をコンクリートに固定。

このアンカー自体にアースが効いてる場合がある。
アンカーボルト⇒コンクリート⇒構造体(鉄骨)

施工方法



コンクリートにドリルで埋込み穴(下穴)をあける。
コンクリー卜粉をブ口アー、シュポシュポなどで取り除く。
ナットとワッシャーを外したアンカーを埋込み穴に挿入。
打込み棒を使用して手ごたえが変わるまでハンマーで打ち込む。

注意
ハンマーで打ち込む時、コンクリ端部を割ってしまうことがある。
また、芯棒が曲がったり、ネジ部を潰してしまうことがある。
ハンマードリルで芯棒を垂直に打ち込み、最後の少しをハンマーで叩く方法もある。
芯棒の叩き込みが足りないと引張り強度が出ないことがあるので注意。

アンカー撤去
ディスクグラインダーで切断する。
火花対策や切断面のサビ対策も必要。
残った金属が錆びて茶色の跡がついたり膨張して躯体に影響が出ることも。
※芯棒を引き抜いて、バールで抜くという方法もあるらしい。

打込まないアンカーボルト「タップスター」


「マルチインパクトドライバー」だけで埋め込める。
端部が割れにくく、施工後も高さ調整ができる。
不要になったら簡単に取り出すこともできる。

専用ソケットを使用する。


最後はしっかりレンチ等で締め付ける。

参考サイト

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