でんきメモ

三菱 MPD 零相電圧検出装置 V0印加の注意

※取扱説明書の注意書き
試験端子Tへの最大入力電圧はAC380V以下
三菱の零相電圧試験端子は他社製品とは違い 1/10 の電圧印加
例:三菱DGRのV0整定が5%の場合、試験端子ボックスT-E間への電圧印加は19V付近で動作

MPD内部の変圧器の変圧比は1:10らしい。
NとEの間にある記号は、コンデンサではなく、Zの形のアブソーバ?となっている。
MPD-3Cの静電容量は、他のメーカーと同じ、1個250pFであった。
T端子の先にあるコンデンサの静電容量に関する記載は、見当たらなかった。

考察(予想)

T端子に印加する最大入力電圧はAC380V
MPD-3C高圧1次側で1相完全地絡が起こった場合のNにかかる零相電圧は3810V
6.6kV 完全地絡時のZVT二次出力電圧Y1-Y2間は7V
Trが1:10だとすると、Tr1次側に0.7V電圧がかかるとき、完全地絡時。
T端子に380V印加⇒Tr1次側に0.7V、Tr2次側に7V(1相完全地絡を再現)
エポキシ樹脂3相短絡で高圧部分に3810V印加⇒Tr1次側に0.7V、Tr2次側に7V(1相完全地絡を再現)

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