でんきメモ

2MW以上の太陽光発電設備(メガソーラー)

出力が1MW(1000kW)を超える大規模システムといわれるものをメガソーラーと呼ぶ。
電気主任技術者は、工事の設計、工事計画届、保安規程の作成にも関与する。

2MW以上の場合、電気主任技術者の選任が必要で、いままでは外部委託が出来なかった。
しかし「令和3年4月1日付け電気事業法施行令及び主任技術者制度の解釈及び運用(内規)改正」により、新たに出力2,000kW以上5,000kW未満で連系電圧7,000V以下の太陽電池発電所について、主任技術者の外部委託及び兼任ができるようになった。

電気事業法施行規則等の一部改正(令和3年4月1日)

1.改正の経緯
(1)主任技術者制度や外部委託承認制度に係る改正について
近年、電気保安に係る人材は減少傾向にあり、将来的に人材不足が懸念されている。
産業構造審議会保安・消費生活用製品安全分科会電力安全小委員会等における電気保安人材に係る議論を踏まえて、電気事業法における主任技術者制度の選任要件や、外部委託承認制度における要件の拡充、遠隔による点検等について、改正を行うものである。

2.省令案の概要
(1)外部委託承認制度に係る改正
第 52 条第2項で定める外部委託承認制度における太陽電池発電所の出力の上限を2,000kW から 5,000kW に拡充する。

【資料】経済産業省 電気事業法施行規則等の一部改正について

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