でんきメモ

LBS+GRのGRを不使用にする方法

制御電源をOFFにする。
トリップ回路を継電器本体から離線して絶縁テープで巻く。
トリップ回路に電圧がかからなければ、LBSが引き外される心配はない。

対策方法
①P1P2の上流にあるMCCB2次側を離線またはMCCBをOFFにしてGRの制御電源をOFFにする。
②LBSへのトリップ線を離線してGRが動作してもトリップ回路に電圧がかからないようにする。
①②どちらでも出来るが、両方行う方が確実か?

VCB+GRのGRを使用停止する方法

過去:モールドジスコン⇒受電盤DGR+電流引き外しOCR

現在:PAS⇒電流引き外しOCR +(不使用のDGR + 補助トリップ箱)

処置
①VT(またはMCCB)から来ているGR制御電源(P1P2)を離線&絶縁テープ巻きにてOFFにする。
②引き外し電源がMCCBから来ている場合はMCCBをOFFにする。
上記2点で無効化できる。

注意点
DGRのS1S2への電圧供給がVT2次側から来ていた場合。
S1S2配線を外しテーピングした部分が剥がれて短絡すると、VT2次が短絡⇒VT焼損⇒VT1次2次が混触⇒地絡発生⇒PAS開放。

■最良の手順を考察
S1S2を外しテーピングで絶縁
o1配線をo1端子から外し、t1端子にt1配線と一緒に共ばさみでネジ止め
o2配線をo2端子から外し、t2端子にt2配線と一緒に共ばさみでネジ止め
DGR制御電源と引き外し電源を印加して継電器テストボタンにてVCBがトリップされないことを確認
その後、OCR試験を実施してOCR単体試験とVCB引き外し動作に問題がないことを確認

端子台を使用する事でDGR継電器を回収することができる。
また後日DGRを新しく追加で使用する際、配線がそのまま使用できる。

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