でんきメモ

放射温度計の仕組み

物体は分子内振動により、表面から赤外線を放射している。
物体表面の温度は赤外線の量によって決まる。
赤外線は空間を伝ってエネルギーを運ぶという特徴がある。
この空間を伝ってきた赤外線を光学的に読み取り温度を測定する。

放射温度計

HIOKI FT3700(取扱説明書
放射温度ハイテスタ
単4アルカリ乾電池2本

MODEキー(中央ボタン)を押すと以下のように切り替わる

E (放射率表示)
↑E↓ (放射率設定)
MAX (最大値表示)
MIN (最小値表示)
dIF (最大値と最小値の差)
AVG (平均値表示)
HAL (アラーム上限値設定)
LAL (アラーム下限値設定)
※上記繰り返し

工場やスーパーの電気設備の自主保安として

高圧部分ではなく、低圧部分のブレーカー端子部、分電盤、低圧コンデンサ表面温度を測定。
日常的な自主保安で発熱異常に気が付き、大規模な火災事故を防げるかもしれない。
例えばブレーカー端子部の異常発熱など細かい部分はなかなか気が付けない。

外部委託の保安法人の月次点検内容で、どこまで信用できる?
火災事故発生のほとんどは低圧部分の漏電、異常発熱、ほこり等

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