でんきメモ

不足電圧継電器と瞬低(瞬時電圧低下)

瞬時電圧低下は略して「瞬低」とも呼ばれる。
瞬低とは「ある区間、ある時間、電圧が低下する現象」である。

雷が送電線や配電線Aに落ちると、電圧低下が発生し、一般的に1/000~10/1000秒の間で回復する。
しかし電圧低下が回復しなかった場合、電力会社は落雷発生時点から0.02~2秒の間で、落雷した送電線を切り離す。
電圧が低下している状態の時間のことを「瞬低」と呼ぶ。
この瞬低でUVRが動作する場合がある。

瞬停とは?

瞬間的に「送電が止まる」現象で、停電の一種。
原因は送電線への落雷などによる瞬間的な電圧低下。
送電線に雷が落ちて電圧が下がる(瞬間電圧低下:瞬低)と停電になる。
しかし、すぐに電力会社から再送電され、電気が正常に送られるので、停電状態は瞬間的な現象になる。
再送電は自動的に行われ、電圧低下から再送電までの時間は約1分間。
この約1分間の停電を「瞬停」と言う。

最閉路とは?

送電線(配電線を含む)に落雷などによる事故が発生すると、保護リレーが動作して事故区間が遮断器の開放により切り離される。
そして、ある一定の時間で自動的に遮断器を再投入し、切り離された送電線を再び閉じる。

■最閉路の時間
高速再閉路方式:1秒程度以内で再閉路
中速再閉路方式:1~15秒程度で再閉路
低速再閉路方式:1分程度で最閉路

不足電圧継電器は、停電した時に動作する必要がある。
なので、電源がなくなっても接点が閉になる様にしなければならない。
なのでUVRのB接点は、動作時(停電時)に閉になる様になっている。