でんきメモ

3Eリレー試験方法

K2CM omron 外観


3Eリレー試験機
ムサシインテック WPS-22 3Eリレーテスタ
双興電機製作所 E3-301K 3Eリレー試験装置

3Eリレー試験器と3Eリレー本体の配線方法

3Eリレー 電流反相タイプ 試験方法

電流
3Eリレー試験器の電流配線、U(I)・V(I)・W(I)からの3線をカレントコンバータの穴に貫通。
それを3Eリレー試験器の電流配線、Nに接続させる。

カ-レント・コンバ-タ(CT)貫通線の巻込み回数応じて、試験機も設定。
CTに巻き込んであるターン数に設定することで出力電流が設定比倍の表示をする。
試験機からの試験電流[A] ✕ ターン数になるので、少ない試験電流で3Eリレーの試験ができる?

接点
3Eリレー本体のTa-Tcに接続(a接点)

電圧配線
試験器のU(V)、W(V)⇒3Eリレー制御電源S1、S2に接続

過負荷動作値
電流整定値の115%整定値 誤差±10%(105~125%)
各相の電流を同じように徐々に上昇させるとある値で3Eリレーが動作する。
その値が過電流要素の最小動作電流値である。

過負荷動作時間(反限時型)
起動時、 運転時共に反限時
①試験電流⇒電流整定値の600%の時 時間目盛×1(秒)
②試験電流⇒電流整定値の200%の時 時間目盛×3(秒)
※時間倍率 ×1 設定時
3相同時に一気に0Aから①、②の試験電流を流し、カウンタストップした時間を計測。

欠相動作値
電流整定値の85%以下(1相完全欠相状態において)

欠相動作時間
電流整定値において2s以下(1相完全欠相状態において)

反相動作値
電流反相検出タイプ⇒電流整定値の50%以下
電圧反相検出タイプ⇒定格電圧の80%以下
動作時間:1s以下

関連ページ

TOPに戻る