でんきメモ

LBSの注意点

竣工や交換工事では、開閉動作を試すこと。
LBSは新品で箱に入っている時、運搬時に振動で故障しないため、固定ピンやインシュロック等でLBSが動かないように固定されている可能性がある。
運用時にはピン固定やインシュロックを解除して開閉出来る状態にする。
断路器操作用フック棒で開閉動作を行う。
LBSヒューズの下にあるストライカ引き外し機構の動作確認を行う。

↓ありえる話
ピンで固定されたまま運用
停電点検時もLBSを開放せず点検
LBSがピンで固定されたままずっと何年間も運用されていた
PF溶断で負荷が停電or異常が発生した際に初めて気がついた

受電状態で、低圧ブレーカーが入った状態でのLBSの開閉を行わない。
開閉する際、アークが発生して刃のブレード部分が焼損する可能性がある。
コンデンサの上流に設置したLBSも同様。投入の際に突入電流でアーク発生する可能性。
ジスコンと同じく、無負荷、停電状態で開閉操作する方が良い。

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