でんきメモ

3300VのCVケーブルや三芯一括耐塩ヘッドタイプ端末の場合に耐圧試験を2回する理由

CVTケーブルの耐圧試験の図
各相3相一括をV、各相シールドをE(アースへ接続)として、V-E間に電圧を印加する


CVの場合、CVTのようにシールドが3相それぞれではなく3相一括になっている。
なのでCVケーブルの3相芯線を一括でV、シールドをEとして試験してしまうと、芯線の相間(RS間、ST間、TR間)の耐圧試験が出来ない。


3kV CVケーブル単体の絶縁耐力試験方法(予想)

1回目
RS間をジャンパー線で短絡
RS間をV、TとシールドをEとしてV-E間に電圧印加

2回目
ST間をジャンパー線で短絡
ST間をV、RとシールドをEとしてV-E間に電圧印加

結果
RSTの各相間の耐圧と、RST各相とシールド間の耐圧が試験できる。

注意点

VT内蔵PASやUGSなどVT内蔵機器につながっていない状態であることを確認する。

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