でんきメモ

UVRとOCRの組み合わせ盤でOCR連動試験が出来ない


OCRの連動試験をしようとしたところ、単体試験はできたが連動試験ができない。
CTDのAC側に補助電源を入れてVCBをハンドルで投入しても、すぐに開放されてしまう。

例としてVCBの切回路は3つ並列で存在する。
①手動⇔自動モードを手動にした状態でハンドルで切る
②OCR(51)が動作するとVCBのTCに電圧が印加されVCB開放
③UVR(27)が動作するとVCBのTCに電圧が印加されVCB開放

停電時には③が動作状態なのでハンドルでVCBを入れてもすぐ開放されてしまう。

OCRのT1とT2には配線1本でUVRのT1とT2に配線が2本ある理由


この場合、UVRのT2を外して2本の線を離してしまうとOCR連動試験の際に不具合が出る。

対策方法
①UVRのT2に入っていた2線を外した場合、この2線がばらけないようにクリップで挟んでおく。
②配線は外さず、UVRのP1P2に電圧を印加した状態でOCRの連動試験を行う。

ただし②を採用した場合、UVRのP1P2へ電源供給が必要。
52F1、52F2など52Rの位置と離れていた場合、27RのP1P2への供給が面倒。
であれば27Rのトリップb接点である配線を外した方が無難か?

参考:https://toaru-d.com/archives/9839

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