でんきメモ

CTT 試験用端子とは?

電路の試験測定を行うための端子。
日本配電盤工業会規格「キュービクル式高圧受電設備通則(JSIA 200)」
キュービクル外箱の作業しやすい位置に試験用端子を設置するよう規定している。

CTT 試験用端子 複線図


ショートバー

CTT試験用端子を挿入した時、CT側端子をショートバーで短絡することにより、CT2次側配線が開放されてしまうことを防ぐ。

CTT 接触端子の構造


プラグを挿入して補助接触子が開放しても、接触子は開放しない。
プラグが接触子を開放する前の時点で補助接触子が接触する。
常に補助接触子か接触子が接触を保つのでCT回路を開放する事がない。

CTT試験端子 上下どっちが継電器側?

CTT試験端子は、一般的に上側が継電器側、CTT試験端子の下側がCT側に接続されている。
しかし、受電設備によっては上下が反対に接続されている場合もある。
CT側は接地と繋がっているので、試験端子を挿入後、テスター等で接地とCTT端子を導通確認することで判別可能。

CTT試験端子 極数

CTT試験端子は、通常は3極だが、プラグ型の場合、4極タイプも存在ある。
4極タイプは、CTを3つ使う場合に使用される。

注意点として、CT2つの受電設備において、CTT4極タイプが使用されている場合もある。
その場合、上段左から1・3・5・7番となっており、1⇒R相、3⇒com(アース)、5⇒T相の可能性が高い。

CTT試験端子 電流測定


測定すべき極間に、電流計回路を接続する。
他の相は、KT Sバーにて短絡する。
接続が完了したらプラグを端子に挿入する。
CT2次側を開放するとCT2次側が∞[Ω]となり開放端に高電圧が発生し大変危険なので絶対に避ける。

CTを3つ設置する意味

UGSやキュービクルの種類によっては、CTを3つ設置しているものがある。
これは、異相地絡(S相と他1相)を検出するためである。
CTが2つだと「電源⇒S相地絡⇒R相地絡箇所⇒電源」の間にCTが無いので、異相地絡を検出できない。