スマートメーターの外観

内部に過負荷ブレーカー機能が搭載されている。
従来の分電盤に設置されていた、契約アンペア数が書かれたアンペアブレーカーは、不要となる。
一般的には、スマートメーター導入時に撤去される(電力会社により対応が異なる)
スマートメーターがついているのに、アンペアブレーカーも利用している場合もある。
スマートメーターの見方・読み方
スマートメーターかどうか、確認する方法・円盤が回るタイプ⇒従来の古いタイプ
・液晶盤で文字が表示されている⇒スマートメーター
スマートメーターの液晶画面
2種類の画面が約10秒間隔で交互に切り替わる。
矢印なし:お客様の電気使用量を表示(ここで電気料金を算定)
矢印あり:再生可能エネルギー発電設備を設置されているお客さまからの、電力会社の購入電力量

アンペアブレーカーと分電盤

スマートメーターと分電盤

スマートメーターのメリット
- 通信機能により遠隔での検針ができるので、訪問による検針が不要。防犯面でも安心。
- 今まではアンペア数の変更をすると、分電盤内のアンペアブレーカー(リミッター)を交換する必要があったが、スマートメーターによって遠隔操作でアンペア数を変更できるようになった。
- スマートメーターには過負荷ブレーカー機能が備わっており、電気を一度に多く使い過ぎると、スマートメーター内のブレーカーを開放し、約10秒で自動復旧する。
- 電気の「見える化」で、契約している電力会社サイトから、電気の使用量をグラフなどで確認できる。
スマートメーターのデメリット
過負荷で停電し、10秒後に自動復旧するので、この機能を知らない人は急に電気が止まった思い、機器の故障かと勘違いをしてしまう。スマートメーターの交換時期
スマートメーターは一般送配電事業者(地域の電力会社)の所有物。一般送配電事業者がメーターの耐用年数(10年)に応じて交換する。
スマートメーターの機器代や設置工事費用は無料。