でんきメモ

保護継電器試験上の注意点(共通)

作業前
・整定値の確認
・ターゲット状態の確認
・周波数設定スイッチの確認
・CTD電源LEDが点灯しているかどうか確認
・ポータブル電源および試験機の周波数の確認(間違うと値がずれる)
・ガソリン発電機の場合、ガソリン残量の確認(燃料切れで試験中に停止)

終了後
・整定値の確認
・ターゲットの復帰
・CTTショートバーの締め付け
・落下表示器のリセット
・警報ランプのリセット
・裏のアクリルカバーの戻し
・裏の配線の戻し

OCR

・電流メーターOFF(OFFにしないとアナログメーター振り切れて壊れるかも?)
・電流引き外し試験中、接点とれず電流流し続けるとVCBトリップコイル焼損の恐れ

UVR

・P1 or P2 外した箇所を戻したか?
・トリップ接点を外した場合、戻す場所
・やむなくVTTから試験した場合、ヒューズや短絡バーの戻し

OVGR

・三菱製⇒試験Voが1/10であることに注意
・誤ってZPDのT-EではなくOVGR本体のY1Y2に直接電圧印加しない(本体が故障)
・ZPDのY2がD種接地されているか確認
・制御電源、AC,DC,何Vか確認(よくあるのがMCCB⇒UPS(AC100/DC24変換)⇒OVGR本体)
・竣工検査や増設の時は高圧母線3相一括とA種接地間にVoを印加し試験を行う(実運用で動作するか)

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