でんきメモ

ケーブルシースアースの漏れ電流



電流クランプメーターで計測できる(高圧充電部が近いので注意!)
1本ずつ測定した場合と3線一括で測定する場合、値が変化する。

3線各相にはそれぞれ高圧ケーブルの対地静電容量分の充電電流が流れている。
その目安として、引込ケーブル1相1mあたり0.7mA程度。
10m程度の引込ケーブルのケーブルシースアース1線に流れる充電電流は7mA程度。
3線一括で測定すると、正常であれば0mAに近い値になる(1mA以下)

もしこの3相一括の電流値が変化したとしたら?
ケーブルのどこか1相が絶縁不良を起こして漏れ電流が発生している可能性がある。
月次点検で測定しておけば高圧ケーブルの絶縁劣化状況を観察することができる。

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