でんきメモ

omron K2GS-BT2

裏面


復帰方式
自動⇔手動の切り換えスイッチ
(動作表示器は手動で復帰)

定格周波数
・50/60Hz(共用)
型番によっては50Hz・60Hz、各専用の製品もある

動作位相整定範囲
遅れ30°固定

動作位相特性
進み:150(±10)
遅れ:30(±10)

a-c:電圧引き外し用接点
電源⇒パレットスイッチ⇒TC⇒a端子⇒c端子⇒電源

ロック機能

R1-R2
端子の先は上位継電器のロック端子(R3-R4)へ向かう
内部にはリレー[X2]のa接点がある
[X2]リレーは電流、電圧、位相が検出レベルに達した条件で動作する

R3-R4
下位継電器のロック出力より配線を受ける。
内部にはリレー[X3]のa接点がある
電源の供給元は継電器の電源回路より

多段階で地絡保護を行う必要性がある場合に使用する。
DGRが1⇒2⇒3⇒4と設置されている現場を考える。
動作時間差による保護協調が難しい場合、2~4の動作時間整定を0.2秒の同一整定にする。
仮に4より下流で地絡事故が発生した場合、4から3に、3から2へ、ロックをかける。
地絡事故は4の継電器のみが動作し、1~3の継電器のトリップを防止する。
万一の安全性を考慮し、最上位の1にはロックをかけず、時間差で保護協調を行う。

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