光商工 LVG-7
取扱説明書試験スイッチ
動作時間整定値以上、下に倒し続けると継電器は動作し、出力接点が動作。
出力接点は自動復帰方式で、手を離すと同時に復帰する。
LVG-7 端子とブロック図
Y1Y2端子⇔ZPDのY1Y2P1P2端子⇔VTT2次側
MN端子⇔LDG-71のMN端子(地絡方向継電器の子要素)
光商工のLVG-7は単体で地絡電圧のみを検知する。
その信号はMN端子から子要素に対して出力する。
DGR試験の際は親のLVG-7と子のLDG-71を同時に制御電源ON状態で試験する必要がある。
LVG-7V
LVG-7ではなくLVG-7V。
特別高圧受電二次側または高圧発電機のEVTと組み合わせて使用される。
CF-107V(零相電圧変換器)
CF-107のaとf⇔EVT端子
CF-107のY1とY2⇔LVG-7VのY1とY2
f側とy2側はD種接地がされている
雷撃によるDGRの不必要動作
雷電流は高周波交流として高圧電路から大地に流れる。地絡電流と区別することは困難で、DGR保護継電器が不必要動作をすることもある。
直撃でなく誘導雷の場合、構内に侵入しても特に被害はない場合が多い。
その場合、DGRだけが不要動作をした状態となるが、これは保護継電器の故障ではない。
継電器試験の注意
継電器の端子(Z1,Z2,Y1,Y2,M,N)に直接試験電圧・試験電流を印加してはいけない。直接試験電圧・試験電流がこれらの端子に加わると継電器が焼損する可能性。
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