PC接地系や進み成分が多い場合のDGRの位相設定
製品例・富士電機 QHA-DG3 QHA-DG4
・SOG エナジーサポート
・大垣電機 ODG-S31
最大感度位相角の調整
■QHA-DG3 富士電機・非接地系の標準:45°
・非接地系の進み成分が多い場合:60°
・PC接地系の標準:20°
・PC接地系の進み成分が多い場合:30°
■DGCL-R3 エナジーサポート
非接地地区⇒30度整定
(遅れ10度~60度 進み115~165度)
PC接地地区⇒60度整定
(遅れ40度~80度進み90~140度)
PC接地方式とは?
ペテルゼンコイル(PC)を用いたリアクトル接地方式。中性点に接続された消弧リアクトルで1線地絡故障点の電流を減少させる。
配電線で使用されているのは四国電力管内らしい。
その他、分散リアクトルを設置している系統もあるらしい。
補償リアクトル:中性点に設置
分散リアクトル:配電線に設置
進み成分が低減されるので適宜変更が必要となる。
詳細の確認は管轄の電力会社に問い合わせ。
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