でんきメモ

単相三線式の中性線欠相

単相3線式電路で、何らかの事故で中性線が切断(欠相)すると100V回路に接続された機器に異常電圧(100Vを超える電圧)が加わり、機器が故障(焼損)することがある。

照明が急に明るくなったり暗くなったりする場合、中性線欠相事故の可能性が。

なぜブレーカーの検出リード線を外してはいけないのか?
検出リード線を外した状態でブレーカーを投入すると過電圧検出ができない。
ブレーカー2次側(負荷側)に繋がっている電気機器が過電圧により焼損する恐れがある。

中性線欠相による事故

単相三線式のうち、N(白相)が断線、欠相することにより、L1~N、N~L2間で使用されていた100V負荷に対して、200Vの電圧が直列で印加される。
すると、負荷機器の抵抗による分圧で、片方の負荷に100Vを超過する電圧が加わり、損傷・焼損する可能性がある。

L1-N 100V
250Ω ✕ 2(並列)= 合成抵抗 125Ωv

L2-N 100V
50Ω ✕ 1

L1-L2 200V
20Ω ✕ 1

上記条件で中性線欠相になると?
L1-Nの電圧 = 200V ✕ (50 / 175) ≒ 57V
L2-Nの電圧 = 200V ✕ (125 / 175) ≒ 143V

100V定格の負荷に100V以下の電圧が加わると?
電圧が低い場合、電圧不足のため電流が流れず負荷は動かない。
電圧が高い場合、電流が流れすぎて、機器の発熱、焼損に繋がる。

中性線欠相検出リード線

内部回路図

検出リード線は負荷側に接続する

TOPに戻る