単相三線式と三相三線式 配線の色と呼び名の違い
単相三線式の配線図
N相が0V、L1が+100V、L2が-100V、L1-N間は200V単相三線式の配線間違いによる事故
変圧器の交換工事や新設工事の誤配線による事故。事故を防ぐ方法としては、受電時、低圧ブレーカーを入れる前の電圧確認。
ただし負荷手前の中継端子台で配線を間違えた場合、MCCB側では確認できない。
三相三線の動力回路で配線間違えた場合、逆相になるだけで運が良ければ故障しない。
しかし単相三線の電灯回路の場合、誤配線をすると本来100V回路に200V回路を印加。
ほとんどの電気器具が内部基盤で絶縁破壊を起こして焼損、故障。
単相三線式(電灯)の中性線に流れる電流
単相3線式回路に接続された2つの負荷が互いに等しいとき、回路は中性線に対し対称となる。このとき、中性線には電流は流れない。
例1
L1-N:20A
N-L2:20A
Nに流れる電流=20A-20A=0A
例2
L1-N:60A
N-L2:20A
Nに流れる電流=60A-20A=40A