でんきメモ

omron RPR「K2ZC-K2WR-NR」試験方法

K2ZC-K2WR-NR = 三相平衡用(へいこう)

外観

電源ランプ(左上・緑色)
逆電力検出ランプ(右上・オレンジ色)
動作表示ランプ(左下・赤色)
定格電力 953W (√3 × 110V × 5A)
50Hz/60Hzの切り替えスイッチは無い

CTの設置場所と個数

CT1個
S相に設置し、CTのk側がC1S、l側がC2S
S相CT(k)⇒C1S⇒C2S⇒S相CT(l)



CT2個
R相とT相の逆相をとってS相電流を検出する配線
OCR等のCTと共用する場合に便利な配線
R相CT(k)⇒A(R)⇒A(S)⇒C2S⇒C1S⇒R相CT(l)
T相CT(k)⇒A(T)⇒A(S)⇒C2S⇒C1S⇒T相CT(l)


系統側停電後、逆潮流があり充電による危険性を考えた場合、1秒以下が望ましい。

パワースイングとは?
発電機を並列投入した時に発生する電力動揺のこと。
これでRPRが不必要動作しない時間の整定が必要。
系統、容量、回転制御の応答時間によって変化するが0.5秒~数秒間らしい。

試験方法

P1とP3を短絡し、P1P3とP2に対して試験電圧110Vを印加

C1SとC2Sに電流を流す
マニュアル上の位相は(P1P3)に対してC1Sを同位相とする

単相試験で動作電流を求める。
1相回路で試験すると(√3/2 = 0.866)倍の電流を流すことになる。

■逆電力整定値から試験電流を求める表


■試験前の確認
・メーカーが用意した表から、逆電力整定値を元に、動作電流値(一番右側)を取得
・位相±30度の時の動作電流の理想値を求める(動作電流値 ✕ 1.15)

■最小動作電流試験
動作時間タップ値を最小に変更⇒ 0.1s
電圧⇒110V 電流⇒0mA 位相⇒0度に整定。
電流を徐々に上昇させるとRPRが動作する、その時の電流値。
判定基準:表から動作電流(A)(×0.95)を取得して、その±5%以内

■位相特性電流試験
電圧⇒110V 電流⇒0mA 時間タップ値⇒0.1s
進み:位相⇒進み(LEAD)30度で整定し徐々に電流を上昇し測定。
遅れ:位相⇒遅れ(LEAD)30度で整定し徐々に電流を上昇し測定。
判定基準:表から取得した動作電流(A)(×0.95)の±30%以内

■動作時間試験
動作時間タップを元に戻す。
電圧⇒110V 位相⇒0度に整定。
電流を0%から105%に急変して測定する。
(表から取得した動作電流(A)(×0.95) × 105%)
判定基準は、整定値の±10%(最少誤差±50ms)

関連ページ

TOPに戻る