TRG-DV30(RPR・OVGR)
取扱説明書外観

裏面端子配列
C1 C2 V1 V2 Y1 Y2 a1 a2
P1 P2 To T1 T2 Do D1 D2

Do D1 D2:リレーロック(不動作)
・D0-D1にACまたはDC入力でOVGR不動作
・D0-D2にACまたはDC入力でRPR不動作
T0-T1:OVGRのa接点
T0-T2:RPRのa接点
a1-a2:警報用のb接点
試験方法
配線C1->kt
C2->Lt
V1->V
V2->E
試験機メーカーにより電流と電圧の極性が異なるので試験機により試験管理値も異なる。
試験管理値:公式HP⇒TRG-DV30⇒「試験管理値ダウンロード」から資料DL。
位相試験
最大感度角ΦmΦm = (|Φ1| - |Φ2|) ÷ 2 + 180
Φ1 = 進み動作位相角
Φ2 = 遅れ動作位相角
許容値 = 進み210°±5°
その他機能
動作LED赤色。OVGR、RPR動作時に点灯して自己保持する。
制御電源オフで消灯するが、復電で再点灯する。
復帰レバー操作することで自己保持を解除する。
強制動作
表示選択つまみで「OVGR強制動作」又は「RPR強制動作」を選択する。
強制動作SWをリレー整定した動作時間以上押すことでリレー出力接点が強制動作する。
OVGR、RPRのリレー整定が「ロック」の場合や「リレーロックDI入力」がある場合は強制動作なし。
また、装置異常警報出力接点(a1-a2/b接点)は動作しない。
AC制御電源の停電補償
内蔵したバックアップコンデンサで5秒間以上(動作時間整定値の最大値は5s)の動作が可能。
外部に電源補償装置等を別置しなくとも単独で系統連系規定を満足できる。
制御電源オフ時は、内蔵バックアップコンデンサの容量チェック自己診断機能がある。
運転LED表示でバックアップ時間が目視で確認可能。