でんきメモ

みまもる君

形はこちらのタイプとまったく一緒(というか同じ製品?)
RPR DAIICHI(DRPR-72 / DVRR-72)

DAIICHIとみまもる君の違い

みまもる君はRPR専用CTが2種類ある。

RPR専用CT
・5A(CTF-5A)
・200A(CTF-200A)

一次電流定格/形名/CT窓径/最大配線長
5A/CTF-5A/10mm/10m
200A/CTF-200A/24mm/50m

整定123(電流センサ)
5Aと200Aが選べる(DAIICHIは選べず5A固定)
高圧回路(50A以下)に電流センサをご使用する場合、電流センサを200Aに整定する。

整定214(逆電力復帰時間)
初期値が120秒(DAIICHIは10秒)

試験方法の違い

定格が5Aではなく200Aなので、試験電流も200A÷5A=40倍の値で動作する。

整定値:1.0%
三相動作電力値:9.5W
三相動作電流値:0.050A
単相動作電力値:9.5W
単相動作電流値:0.087A

単相試験機で試験する際の動作電流値の計算方法
・100%で5[A]
・1%の場合、5A✕1%✕√3=0.087[A]
・5Aではなく200Aだった場合、0.087[A]✕40倍 = 3.48[A]で動作

位相試験
取扱説明書には具体的な試験方法の記述なし。
定格電圧、動作電流値の200%で位相を最大感度角を基準にして変化させる。
すると進み60度、遅れ60度付近で不動作領域になるので、その値を取得。
その2つの値から最大感度角を算出し、その値が0度付近であれば良判定?

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