でんきメモ

分散型パワコンと集中型パワコン

パワコンは、集中型と分散型に分けられる。
集中型は大型のパソコンを少数設置する方法。
分散型は小型パソコンを多数設置する方法。
■集中型パワコンのメリット
・大型パワコンは1台あたりの容量が大きい。
・分散型に比べてkWあたりの機器コストが抑えられる。
・設置台数が少なく、設置や保守にかかる工数が減らせる。
・大型パワコンは重量があるので設置に重機などを必要とする。

■集中型パワコンのデメリット
・故障対応には専門技術者が必要(分散型も同じ)
・故障した場合、専門家の対応が必要(分散型も同じ)
・メーカーから担当者を派遣⇒原因究明⇒修理という流れ。
・発電再開まで時間がかかり、その間はずっと発電できない状態になり、ムダが大きい。
・分散型は1台壊れても他が稼働できるが、集中型だと故障した時の機会損失が大きい。

分散型パワーコンディショナー

パワーコンディショナー
HUAWEI(ファーウェイ)
sun2000シリーズ
代表製品例:33KTL-JP

スペック
・製品型式:SUN2000-33KTLbr
・定格出力電力:三相 3 線、33.3kW
・最大効率:98.8%
・定格出力電圧:AC440V
・定格出力周波数:50Hz/60Hz
・周囲温度範囲::-25℃~60℃
・外形寸法(W×H×D):930×260×550mm
・質量:55kg

遠隔操作&監視システム
・SmartLogger 1000A(スマートロガー)

分散型パワコン 図面の例

上から見た図。引き込み柱、パネル、架台。


横から見た図。配管は地中埋設ではなく地面転がしの場合もある。
PCSから集電盤までのCVケーブルは交流。線が細く長いと電圧降下が起きる。

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