PV-CC(太陽光発電用 直流ケーブル)
直流1500V PV配線用架橋ポリエチレン絶縁架橋ポリエチレンシースケーブル。メガソーラー発電システムに最適なPVケーブル。
直流1500Vが上限。
定格電圧:1500V
定格温度:90℃
S-JET認証品(電気用品安全法を補完し、電気製品のより安心安全のための第三者認証制度)
RoHS2対応(電気・電子機器における特定有害物質の使用制限に関するEUの法律)
ケーブルの構造(内側から)
導体:軟銅より線
絶縁体:架橋ポリエチレン
シース:架橋ポリエチレン
HCV(太陽光発電用 直流ケーブル)
600V 架橋ポリエチレン耐熱ビニルシースケーブル耐候性に優れている。
鉛及びカドミウムを含まない材料を使用している。
定格電圧:600V
定格温度:105℃
規格:JIS C 3605 準拠
RoHS2対応
ケーブルの構造(内側から)
導体:軟銅より線
絶縁体:架橋ポリエチレン
シース:耐熱ビニル
750V以上の直流電圧は高圧?
太陽光の直流ケーブルに関する疑問太陽光、開放電圧40Vのパネルを20枚直列に繋いだらDC800Vになる。
その場合、高圧に分類されるのでは?低圧用の直流ケーブル使っていいの?
今までは、高電圧配線は、高圧ケーブル(3300V,6600V CVケーブル)を使用する必要があった。
電気設備技術基準改正
太陽光発電設備に使用する場合に限り、直流1500V PVCCケーブルの使用が認められた。
電気設備の技術基準の解釈
第46条【太陽電池発電所等の電線等の施設】で高圧ケーブルに関する例外を定めている。
ーーー以下引用ーーー
第46条
太陽電池発電所に施設する高圧の直流電路の電線(電気機械器具内の電線を除く)は、高圧ケーブルであること。
ただし、取扱者以外の者が立ち入らないような措置を講じた場所において、
次の各号に適合する太陽電池発電設備用直流ケーブルを使用する場合は、この限りでない。
一 使用電圧は、直流1,500V以下であること。
二 構造は、絶縁物で被覆した上を外装で保護した電気導体であること。
三 導体は、断面積60㎟以下の別表第1に規定する軟銅線又はこれと同等以上の強さのものであること。
四 絶縁体は、次に適合するものであること。(以下略)
ーーーここまでーーー
関連ページ
- 太陽光発電設備の用語
- 高圧太陽光発電で売電
- 太陽光パネル
- 太陽光の出力制御
- MC4コネクタ
- 2MW以上のメガソーラーの外部委託と選任
- 太陽光発電と蓄電池
- 太陽光発電用 直流ケーブル
- 太陽光の耐圧試験
- 太陽光パネルの絶縁抵抗測定 PV用メガー
- 太陽光パネルが水没
- IVカーブ ストリングトレーサ
- 太陽光の接続箱
- TD箱(トランスデューサ・気象信号変換器箱)
- 再エネ賦課金 FIT 固定価格買い取り制度
- パワーコンディショナー(PCS)
- 単相と三相のパワコンの違い
- オムロンのパワコン CEPT-P3AT2025B
- 住宅用パワコンと自家消費
- パワコンのトラブル(高音発生・ノイズ障害)
- パワコンの絶縁方式(トランスレス・絶縁トランス)
- パワコンの保護機能(過電流・直流地絡・直流分検出)
- パワコン力率の一定制御
- 電圧抑制・電圧フリッカ
- 電蝕・異種金属接触腐食(パネルや架台のサビ)
- 低圧太陽光(小出力発電設備)の事故報告の義務化
- 交流集電箱内メインブレーカーの温度上昇による誤動作
- 太陽光ケーブル盗難用の屋外防犯カメラ
- 低圧太陽光 ダウントランス
- PPA、オンサイト、オフサイト
- Solar Link、ラプラス、遠隔監視システム
- 使用前自己確認「負荷遮断試験」
- 使用前自己確認「負荷試験(出力試験)」
- 使用前自己確認「絶縁耐力試験」