でんきメモ

月次点検

報告書の保存期限は3年間
・それを超えた書類については破棄してもいい?
・電子データで保管している場合、そもそも紙の保管は不要?

外観点検(目視点検)
・引込設備
・受電設備
・受・配電盤
・接地工事
・構造物
・発電設備
・蓄電池設備、負荷設備

測定点検
・電圧メーターまたはテスターにて電圧値の測定
・電流メーターにて負荷電流の測定
・変圧器2次側B種接地線に係る漏れ電流の測定
・高圧機器本体及び接続部等の温度測定

使用機器
・テスター
I0クランプメーター
I0rクランプリーカー
・放射温度計

月次点検で漏洩電流発生場所を特定する方法

■現状の把握
まずは絶縁監視装置にて漏電が出ているトランスを発見する。
そして漏電警報が出たデータを蓄積し、日時、発生時間、漏電値を記録する。
そしてデータ分析し、どの時間帯に漏電が多いのかを把握しておく。

■I0rクランプリーカーを使用する
I0クランプメーターではなくI0rクランプリーカーを使用する。
理由はI0クランプだと静電容量成分のI0cも含まれてしまうため正確な値が出ない。
I0rクランプリーカーで抵抗成分I0rのみ測定する。

■下流MCCBにて計測
戻り道のトランスB種接地線ではなく下流MCCBにてIor測定をする。
I0rで測定できるスペースがあれば、MCCB個別で測定し、漏電発生箇所の当たりをつける。

月次点検で非常用発電機は起動試験する?

保安規程に書かれてあればする。
騒音、排ガスの苦情があり設置者が辞めてくれといったらやらない。
報告書には記入できる部分だけして「目視点検」と書く。

小型のガスタービンで、保安規程には運転の記載はない。
メーカー推奨は毎月無負荷10分運転って書いているのでやってる。
潤滑油の関係で必要らしい。

月次点検 見積もり金額予想(税別)

・設備内容:300kVA PF-S型 PAS
・月次点検費:8000円
・機器使用代:2000円
・移動交通費:1000円
・月次点検1回分:11000円
・1年契約:11000円 × 12回分 = 132,000円(税別)

追加費用
・非常用発電機1台:1500円
・サブ変あり:1500円

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