低圧LCユニット 外観

低圧LCユニット 配線図


低圧LCユニットとは?
リアクトルとコンデンサをセットにしたもの。コンデンサを低圧側に設置した場合
- 低圧側の力率が改善され、皮相電流が減り、変圧器容量に余力が生じ、また配電線路での損失も減る。
- 自構内で発生する高調波電流を、低圧進相コンデンサ設備が吸収することで、配電系統への高調波電流の流出を抑制できる。
- 高圧側の配電系統から流入する高調波電流を、受電用変圧器の漏れインピーダンスが防波堤となり、高調波電流の流入を防ぎ、低圧進相コンデンサ設備を高調波障害から守る。
- 各変圧器毎に設けなければならないので、高圧側設置に比べて費用がかかる。

コンデンサを高圧側に設置した場合
- まとめて設けることが出来るので低圧側設置に比べて費用は少なくて済む。
- 変圧器容量の低減効果は無い。
- 損失の低減効果も微々たるものしか無い。