高圧進相コンデンサの異常、交換推奨、交換工事
コンデンサ交換時期「更新推奨時期」を過ぎると交換時期。
または油漏れ、表面のふくらみ、放射温度計による温度異常などでも。
現地で下見
今付いているコンデンサの同じ穴に、新しいコンデンサのボルトが留めることができるか。
既存のKIPケーブルの長さで、新しいコンデンサに繋ぐことができるかどうか。
古いタイプのコンデンサは、サイズが大きくて高さが高いタイプがある。
新しいタイプのコンデンサは、省スペースで背の低いタイプがある。
また古いコンデンサは重くて大きいので搬出時に腰を痛めない注意が必要。
KIP線とコンデンサの接続部分
KIP線の導体部分をそのまま挟み込めるようになっている。
⇒KIP線とは?
実際に接続された写真


ケーブルの繋ぎ部分は、トルクレンチで行う。
規定以上のトルクで締め付けすぎると折れてしまう可能性がある。
⇒トルクレンチとは?
アース線をコンデンサ筐体の接地端子に取り付ける。
筐体がアースされていないと絶縁不良が発生した際に筐体が充電状態となる。
そうすると人体への感電等の危険が生じる。