接地抵抗計が壊れた?と思ったら
まずは断線を疑うもしテスターを持っていた場合
テスターを使ってアースリード線の導通を確認する。
テスターがなかった場合
簡易測定法・2電極法で導通を調べる。
まずCとPと短絡させる。
そしてEとPの2極で接地抵抗を測定する方法。
E、P、C、すべて短絡させて測定⇒0Ωであれば断線なし、無限大ならば断線あり。
どの線が断線しているのか判別する方法。
E=緑線が断線していたとする。
E=緑
P=黄
C=赤
これで3線短絡して測定⇒無限大だった⇒Eが断線だとわかる。
これで3線短絡して測定⇒0MΩ⇒緑はOK、黄と赤のどちらかが断線の可能性が残る。
↓
E=赤
P=緑
C=黄
これで3線短絡して測定⇒無限大だった⇒赤が断線だとわかる。
このようにして配線を入れ替えて一つずつ当たりをつけていく。
関連ページ
- 接地抵抗測定
- 接地抵抗計が壊れた?そんな時の確認方法
- 地電圧
- A種接地
- B種接地
- C種接地
- D種接地
- B種接地線が外れていた場合
- B種接地線の太さ計算方法
- S-E間 B種接地線~トランス低圧側~MCCB1次側までの絶縁抵抗測定は必要?
- クランプアーステスタ(接地抵抗計)
- D種接地 アーステスタ
- D種接地 簡易測定法 2電極法
- 非常用発電機から給電中の接地測定
- 共用接地と連接接地
- 接地抵抗測定は機器側と極側を繋いだ状態で測定可能か?
- 等電位ボンディング 等電位化
- 避雷針の接地
- アース棒
- ケミアース(接地抵抗低減剤)
- 混触防止板
- 屋上キュービクルや地下電気室での接地抵抗測定
- 水道管からアース接地をとるのは禁止?
- 接地抵抗は季節によって変わる?