でんきメモ

電圧引き外しVCBに、電流引き外しタイプOCRが使用されていた

本来の組み合わせ
・VCB電圧引き外し
・OCR電圧引き外し

ここに、継電器の発注ミスか何かで、OCRの電流引き外しが使用されていた。
C1R端子⇒配線あり
C2T2R端子⇒配線無し
T1R端子⇒配線あり

C1T端子⇒配線あり
C2T2T端子⇒配線無し
T1T端子⇒配線あり

a1,a2端子⇒配線あり(DC電源・引き外し用)

C1R⇒T1Rには内部接点がないので、常時閉路。
電流引き外し用OCRを電圧引き外し用OCRとして使用している?
CTからの電流回路、OCR動作、電流計動作、すべて問題なく出来てしまいそう。

問題は、a1a2接点が、警報用接点という部分。
引き外し用と警報用では、接点容量に違いがあり、溶着する可能性がある。

パワーリレーを使って警報接点を引き外し用接点に

【やってはいけない】
OCRの誤発注でどうしても電流引き外しOCRを電圧引き外しOCRとして使用しなけらばならない場合。
「警報接点の接点容量の問題」は、パワーリレーを1つ使うことで解決できそうな気がする。

①OCR警報接点a1-a2を経由してパワーリレーを動作させる
②パワーリレー動作と同時にVCBのトリップ回路に電圧印加
③VCBトリップ

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