OCR「K2OC」
⇒K2OC 取扱説明書外観、つまみ、表面LED
運転LED:内部回路が正常動作時に点灯
(CTの2次電流に相当する約2A以上の電流入力で点灯)
始動LED:入力電流が限時電流動作整定値(最小動作電流値)を超えた時に点灯
表面左下のディップスイッチ
・50Hz/60Hzの切替スイッチがある。
・瞬時特性を2段、3段に切替可能。
・限時特性の切替可能。
表面右下
動作ロックボタンと限時ロックボタン
K2OC 特徴
瞬時2段特性取扱説明書のグラフ
横軸:瞬時電流整定に対する入力電流の倍率
縦軸:動作時間(ms)
1段目:横軸1.6倍以上の時、縦軸50ms
2段目:横軸1~1.6倍の時、縦軸80ms
瞬時3段整定
1段目:横軸1.6倍以上の時、縦軸50ms
2段目:横軸1~1.6倍の時、縦軸80ms
2段目:横軸20-40-60-80% で動作値が変更可能で縦軸は共通で300ms
保護協調の検討の自由度が向上。
7セグ表示で計測値や継電器の制御状態を表示でき、一目で監視状況を把握。
事故検出時の動作値を事故履歴として保存でき、事故原因の絞り込みが容易。
正面に点検用のa接点がある。
点検時に受電盤内に入ることなく継電器の単体動作試験が可能。
正面カバーの開き方向は、盤面機器の配置に合わせ、左右どちらでも入れ替え可能。
K2OCで瞬時が細かく設定できるメリットとは?
K2OC 瞬時3段整定 20-40-60-80% で変更できるメリットを予想
保護協調は変圧器の励磁突入より遅く配電所のOCR動作より速い範囲で瞬時動作時間を設定する。
この設定をより短く設定でき、より安全な保護協調が行える。
K2OC 超反限時の動作特性グラフの特徴
入力電流倍率が360%以上あたりから縦軸160msで一定時間となっている。
動作時間の下限が設けられているので、500%、700%の試験する際、注意する。
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