でんきメモ

PCB(ポリ塩化ビフェニル)とは?

「絶縁油に必要な特徴」は備わっていたので昔はよく使用されていた。
しかし、発がん性等の有毒性が指摘され、近年は使用されることはない。

低濃度PCB絶縁油とは?

PCBの製造は1974年に中止された。
2002年、PCBを使用していないはずの電気機器の絶縁油に微量のPCBが含まれている事が判明した。
混入の原因は、再生油や製造工程で混入したと考えられているが、解明は出来ていない。
絶縁油の場合、非意図的にPCBが混入し、かつPCB濃度が5,000mg/kg以下のものを「低濃度PCB廃油」と呼ぶ。

高濃度PCB絶縁油とは?

PCBを使用した電気機器廃棄物のこと。
一般的にコンデンサはPCB濃度概ね100%
一般的にトランスはPCB濃度概ね60%

PCBによる人体への影響

PCBは生体に一度取り込まれると、体内では分解されずに残ってしまうという特徴がある。
体内に残存したまま食物連鎖で移動し続け、食物連鎖の上位にある人間や肉食動物ほどPCBの影響を受ける。
大気や食事、水などを通じて世界中に広がっており、多くの野生動物も汚染されている。
簡単には分解されないので、汚染された環境が改善されるまで長い年月を要してしまう。

したがって、早期のPCBの流出阻止と廃棄などの対処が世界各国で急がれている。
人間が大量のPCBを摂取した場合、発疹、色素沈着、肝機能障害、免疫機能低下などが起こる可能性。
発がん性の疑い、慢性的な蓄積による影響、神経や免疫への影響から肺炎やウイルス性の病気にかかりやすくなる。
PCBなどの有害物質は人のへその緒に残留、母親の体内にPCBが蓄積すると、へその緒から胎児に影響を及ぼす。
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