SOG制御装置の外箱
参考:戸上 SOG制御装置SOG制御装置の外箱の種類
1.屋外用プラボックス形
2.屋外用ステンレスボックス形(関東地区仕様LA内蔵PAS用)
3.屋内用埋込形
PASとSOG制御装置はセットで販売となっている。
制御装置は屋外用プラボックスまたは屋内用(表面形または埋込形)が標準。
ステンレスボックスは追加費用(20000円~45000円)がかかるらしい。
「関東地区仕様LA内蔵PAS用」というのがあるらしい。
SOG制御装置が絶縁用トランス内蔵だった場合、ステンレス製らしい。
(SOG制御装置、LTR-P-D 取扱説明書より)
ステンレス製のSOG制御装置ボックスの接地
PASが一点接地だった場合、ステンレス製のSOG制御装置ボックスは、5.5㎟以上の接地線でD種接地。
※PAS筐体のA種接地と共用接地でも可。
ステンレス製の特徴・メリット
値段が高い、耐久性が高い、劣化しにくい。
ステンレス金属がアースされることで無線機などのノイズをシールド。
※プラスチック製では無線機などのノイズを防ぐことができない。
トラック無線のノイズによる事故例
トラックが通る道路すぐ横のPASのSOGが誤動作。
プラスチック製BOXの周りに金属メッシュを覆ったら誤動作しなくなった。
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