SOG制御線を延長した事によるV0の不具合
PASとSOG制御装置の位置が遠く、途中に中継ボックスを設け、制御線を端子台で延長している。
トラブル内容
最小動作電圧値V0が管理値を大幅に外れた。
原因予想
写真を見ると、延長した側のケーブル(左側)にはシールドがない。
この場合、方向性なので、Z1、Z2、Y1の3心にはシールドが必要。
写真の場合、Y1の方が途中からシールドされてない状態となっている。
(赤線はシールド?シールドではなく、ただの銅線のような・・?)
空き端子を利用しシールドのみを別に結線する事で、増設制御線も開閉器本体内部で1点接地となる。
開閉器に付いている制御口出線のZ2及びシールドは、開閉器本体内で接地してある。
なので、制御装置側では接地を施してはならない。
中継端子箱を使用しない場合
腐食、断線、絶縁不良等によるトラブルを避けるため、絶縁付突合わせ形接続子等で確実に接続を行う。また、自己融着テープ等を使用し、接続部に雨水等が浸入しないよう充分な端末処理を行うこと。
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